「いちご煮」と聞くとフルーツのいちごを煮込んだジャム風のスイーツを想像しがちですが、ウニとアワビを使った青森県の郷土料理の名前なんです。
磯の香りが強く、好き嫌いの分かれる料理ですが、魚好きや酒飲みは好きな人が多いでしょう。
そして、そのまま食べても美味しいですが、茶碗蒸しや炊き込みご飯にアレンジするとより美味しいです。
今回はそんな「いちご煮」の値段と名前の由来、原材料、賞味期限などの購入前に知っておきたいことについてお伝えします。
いちご煮の値段
「いちご煮」の缶詰(415g)を様々な通販サイトで値段を見てみると結構な幅があります。
ちなみに定価は1300円(税抜き)です。消費税が8%の現在は1404円なので、それ以上のところで買うのはやめたほうがいいでしょう。
通販の場合は送料も考慮し、最も安く買えるところを探して買ってください。
また、オーソドックスなのは415gの缶詰ですが、レトルトの300g版なら1000円以下でも入手可能です。
いちご煮の由来
八戸市鮫町の老舗料亭旅館「石田家」の2代目主人が淡い乳白色の潮汁に沈む赤みの強いウニの卵巣を朝もやの中の野いちごのように見えるということから名付けたのが由来。
元々は地元の漁師が素潜りしてウニやアワビを獲り、海水で煮込んだ漁師めしのようなものでした。それを「石田家」の主人がお椀に盛り付け、お吸い物として提供するようになったのが「いちご煮」です。
原材料
魚介類(ウニ、ロコ貝、アワビ)、帆立貝エキス、かつお節エキス、ネギ、食塩、タンパク加水分解物、シソの葉、調味料(アミノ酸等)
特定原材料
原材料の一部にアワビが含まれています。
賞味期限
「いちご煮」の賞味期限は製造日より36ヶ月。
缶詰なので賞味期限は長く、買う前に一応チェックする程度で大丈夫です。
いちご煮に対する世間の声
地元の郷土料理いちご煮。
(実際地元に住んでた時食べたことないけど)
トマト缶と同じ大きさの缶詰だけど、トマト缶の10倍程のお値段なんや…地元離れてからお土産でもらった時に食べたら衝撃受けまして。
今日はこれで炊き込みご飯作ります( ¯꒳¯ )#いちご煮#八戸 pic.twitter.com/A5dx2NXSku— ハル【なおすけ】 (@haru_chihuamal) 2018年10月30日